萬福寺
7月13日 萬福寺は1654年(江戸時代)に中国福建省から渡来した隠元禅師が後水尾法皇や徳川四代将軍家綱公の尊崇を得て、1661年に中国僧・隠元隆琦(いんげんりゅうき)禅師が開創された寺院です。 建造物は中国の明時代様式を取り入れた伽藍配置です。
中国風の総門を入ると右側に小物が買えるお土産店がありました。
正面は天王殿。 は後程・・・ 左手に進みます。
開山堂へ至る参道。 参道はひし形の敷石が並びます。
開山堂前にも鉢蓮が並べられていました。
卍デザインの欄干。
回廊の鐘楼。 伽藍は回廊で繋がれていますので雨にあたらず拝観が出来ます。
天王殿の布袋像(弥勒如来像)。
綺麗な色の青い鉢がありました。 下に杓がありましたが看板を読まなかったのでなんなのか分かりません。
魚梆(ぎょほう)。 斎堂前にある魚板で木魚の原形となっているもので時を報ずるものといて今も使われているそうです。
大雄宝殿(だいおうほんでん) は最大の伽藍で日本で唯一チーク材が使われています。。
盂蘭盆勝会のお供えと笹を飾り、大きなお位牌が置かれていました。
法堂。
法堂の欄干が卍崩しのデザインになっています。
寺紋は「葵のご紋」なんですね。
萬福寺の絵馬は布袋像の絵柄でした。 精進料理は普茶料理と呼ばれる中国風のものがあるそうで一度食べてみたいです。 立派な禅寺でした。
※萬福寺
京都府宇治市五ヶ庄三番割34 TEL:0774-32-3900
by sazaneri873 | 2014-07-24 00:01 | 京都 | Comments(8)
こういう寺から、少しづつ日本的な様式に変っていったのでしょうが、改めて見るとちょっと新鮮です。